English / Japanese
柴田研究室
柴田研究室では素粒子物理・ハドロン物理を研究しています。クォークはもともとは
質量のない粒子であったが、約140億年前の宇宙創生の直後に自発的対称性の破れによって
質量を得て陽子を形成しました。陽子のスピン1/2もこのときにクォークとグルーオン
によってつくられました。「陽子のスピン1/2のうち、クォークスピンの担う割合はたいへん
小さい」という実験事実は「陽子のスピンの謎」と呼ばれていて、世界中の様々な粒子加速器を
用いて研究が行なわれています。本研究室はこの問題の解明について主要な貢献をしています。
量子色力学(QCD)の実験的研究です。
本研究室では、
2010年からは
SeaQuest
(アメリカFNALのドレルヤン実験、120GeV)を始めるので、現在大型
ドリフトチェンバー等を製作中です。
進行中の実験としては、
PHENIX
(アメリカBNL-RHICの偏極陽子-陽子衝突型実験、100+100 GeV 等)、
Belle
(KEKつくば、陽電子-電子衝突型実験、クォーク対のハドロン化の解析)があります。
すでにビームタイムが終了してデータ解析を行っている実験には
HERMES
(ドイツDESY-HERAの偏極電子-陽子深非弾性散乱実験、28 GeV)、
SciBooNE
(アメリカFNALのニュートリノ-原子核反応、約1GeV)があります。